日本遺産の笠岡諸島(笠岡市)をPRするラッピングトラックを走らせている笠岡市の三原運送が、「えぇもん かさおか」と岡山弁を車体に表示して笠岡を宣伝する「プチ・ラッピングトラック」の運行も始めた。
4トントラックの荷台後部の左右側面に縦40センチ、横145センチの大きさでデザイン。赤い丸の背景に白字で「えぇもん かさおか」と強調し、横に「えぇもんとは。岡山弁で『いいもの』『上等なもの』のこと。瀬戸内の豊かな風土から生まれたのが『えぇもん=かさおかブランド』です」と説明を添えた。「SEARCH『かさおかブランド』GO」との呼び掛け文句も付けた。乗用車などのドライバーの目線になる高さ150センチの位置にデザインした。
同トラックはスマートフォンやパソコンの部品を積み、三原市の工場から関西空港(大阪府)まで片道約250キロを往復する。三原運送の熊谷久郎社長は「人の往来が減った中、多くの人に笠岡の魅力を知ってもらいたい」とPRする。 (谷本和久)