「コロナ禍で閉塞感が漂う中、ラッピングトラックで明るい話題を提供したかった」と訴えるのは、三原運送(笠岡市)の熊谷久郎社長。新型コロナウィルスが感染拡大する中、同社が所有する13トントラックのコンテナ側面と後ろの面に、日本遺産の笠岡諸島をPRする写真を貼った。
写真では北木島の採石場や六島のスイセン、灯台など笠岡諸島の名所を紹介。来年の同社創業60周年の記念事業を1年前倒しし、同市のPRとコロナ禍打開の願いを込めた。トラックは食品や食品容器を積み、福岡市や名古屋市まで走る。
「高速道路のサービスエリアなどに停車中も注目を集めて、笠岡市の宣伝につながれば」 (谷本和久)